2022.06.14
音ゲーも楽しめる、ワイヤレスヘッドフォン ULTRASONE「METEOR ONE(メテオ・ワン)」をレビュー
皆さんは、今お使いのヘッドフォンに満足していますか?
今回は、最近一番感動した、有線・無線(ワイヤレス)両対応のヘッドフォン兼ヘッドセット、ULTRASONE(ウルトラゾーン)「METEOR ONE(メテオ・ワン)」の実機レビューをしました。
ULTRASONE(ウルトラゾーン)とは?
ULTRASONEは1991年に設立されたドイツの音響機器メーカーです。
主力商品はヘッドフォンで、「自然な臨場感のある音」を追求した製品開発を行っています。
音質だけでなく音場にもこだわっていて、ヘッドフォンでもスピーカーで聴いているような自然な音の響きを再現するULTRASONE独自のS-Logicテクノロジーなどを開発しています。
ULTRASONE初のゲーミングヘッドセット「METEOR ONE(メテオ・ワン)」
今回レビューする「METEOR ONE」には、音質・ユーザビリティを追求してきたULTRASONEらしいこだわりポイントがたくさん見つかりました。
1.ULTRASONE独自の「S-Logic」テクノロジーに癒される
同社の高級ヘッドフォンに搭載されている「S-Logic」テクノロジーを搭載。ドライバーの位置を鼓膜の軸上から意図的にオフセットした位置に組み込むことで外耳に音が反射し、自然な音の聞こえ方で脳に音が届けられます。
これにより、自然な形での音像構築と、音の聴き取りやすさを実現し、さらに耳と脳への負担を抑え、長時間のリスニングであっても疲れにくくなります。
2.Bluetoothながら低遅延を実現するタクティカルモード。ワイヤレスでもFPSや音ゲーも問題なし
動きの激しいFPSゲームや映像鑑賞では、遅延の多いワイヤレスヘッドフォンだとズレを感じてしまい、楽しむことができません。
「METEOR ONE」はタクティカルモードを搭載することで、Bluetoothながら約30ミリ秒の低遅延を実現しています。
実際に「METEOR ONE」を使用してリズムゲームをプレイしましたが、満喫できました。比較的ズレが少なく、タイミングが重要なゲームでも十分使用することができると感じました。
3.オートペアリングに対応し使いたい時にすぐに使える
Bluetoothは5.0、コーデックはSBC、AACに対応しています。
また、オートペアリングに対応し、使いたい時にすぐに接続して使用できます。
4.優れた装着感で、長時間快適
METEOR ONEは、イヤーパッド部にプロテインレザーを使用しており、装着時の快適さは同社ならではだと感じました。
また、重量も約160gと非常に軽量で、長時間の使用でも疲れにくい重量となっています。
5.汎用性の高い機構で、様々なシーンで自由にサウンドを楽しめる
ゲーム時に使用するブームマイクは取り外し可能なのでボイスチャットをしない時や音楽鑑賞に使用する際は、普通のヘッドフォンとして使用できます。
また、「METEOR ONE」はULTRASONEらしい解像感のあるサウンドで、様々なジャンルの音楽鑑賞にも適しています。
「S-Logic」テクノロジーによる自然なサウンドでリスニング用としても適していると感じました。
豊かな低音とクッキリとした音の輪郭を楽しめる点も非常に魅力的です。
ゲーム使用感
「METEOR ONE」を装着し、スマートフォン向けFPS「Apex Legends Mobile」をプレイしてみました。
銃撃戦になったときに、戦闘している方向が聞き取りやすく先手を取って攻撃できる場面が多くありました。
また、従来のヘッドフォンだと敵の足音や銃撃音を聞き取りやすくするために音をかなり強調させているヘッドフォンもあり聴き疲れしてしまうこともあったのですが、METEOR ONEはS-Logicによる自然なサウンドにより、聴き疲れしにくいと感じました。
長時間ゲームをプレイするときに真価を発揮するヘッドフォンだと感じました!